1から100までの昇順表示|Python|初心者と歩くプログラミング上達への道

こんにちは、鈴です。

 

私はプログラミングを学んでいるコンピュータ系の学部一年生です。

試行錯誤しながら日々課題をこなしているのですが、なぜそうなるのか、なぜ間違えたかなどを分析しながら自分の備忘録とし、また同じくプログラミングを学んでいる人たちのリソースとするために書き留めていこうと思います。

 

前置きはこのくらいにして早速行きましょう。

 

<目次>

 

今回のお題

今回のお題は、

 

「1から100までを昇順で表示する」

 

です。

 

なお、数字と数字の間には、見やすくするためにコンマかスペースを入れるのが目標です。

 

それではやっていきましょう!

 

使えそうな構文・関数等の予想

 

いきなり書けと言われても、、、という感じですよね。

 

一度、条件からどのような方法が考えられるかを考えて見ます。

 

ある程度見当をつけてからプログラミングを書いてみて、うまくいかなかったらその都度修正していくのがおすすめです。

 

答えだけ知りたい人は目次から飛ばして読んでくださいね。

 

 

for文

 

まず、「1から100まで」という条件。

 

範囲が指定されていますね。ここから、

 

範囲つき繰り返し構文のfor文が使えるのでは?と考えられます。

 

for文は、

 

for 変数 in 範囲 :

 

で、以下の処理をその範囲内で繰り返せる構文です。

 

for文の使い方がわからない人向けに、簡単な例をあげてみますね。

 

 

f:id:riririririn:20181018021455p:plain

 

 1、2行目がエディタに書き込むプログラムです。

 

7〜9行目がコマンドラインからの実行結果ですね。

つまり、このプログラムによって出力されるものです。

 

上のプログラムでは、ループ変数に「i」、範囲にrange()関数を使っています。

 

変数には何を使ってもいいのですが、慣習的には「i」が用いられることが多いようです。

 

ループは、指定された範囲の最小値から始まり、最大値で終了します。

 

range()関数

 

範囲を指定するrange()関数についてもここで触れておきます。

 

これは、数値で範囲を指定する関数です。

 

上の例にもありましたが、range(3)と指定した場合、0から数えて3つの数字が範囲として定まります。

 

range()関数では、どこから数え始めるか指定することができます。

 

例えば、先ほどの構文で1から5まで表示したい場合は以下のようになります。

 

f:id:riririririn:20181018025355p:plain

 

初めの値と終わりの値を指定するのですが、範囲を入力するときに気をつけなくてはいけないのが、範囲に含めたい最大の値+1を後者の値に設定することです。

 

ただ、これはわからなくなってもコマンドラインで実行して試してみればいいので、無理に覚えなくてもいいです。

 

リスト

 

値と値の間にコンマを入れたいので、今回はリストが使えるのではないかと考えられます。

 

リストは、複数の値をひとつの変数に格納できる仕組みです。

 

身近なもので例えてみると、普通の変数が単色ボールペン、リストが3色ボールペン、というイメージですね。

 

いろんな色を使いたいとき、単色ボールペンをたくさん買ってもいいけど、持ち運びにも使いたい色を探すにも少し大変ですよね。

 

でも、3色ボールペンを使えば、1本で3色使うことができます。

 

リストのイメージはこんな感じですね。

 

使いたい値がたくさんあるときに活躍します。

 

ちなみに、空のリストを作ることもできます。

 

その場合は、変数=[]と記述します。

 

リストも一応利用例を乗せておきますね。

 

f:id:riririririn:20181018033112p:plain

 

このようになります。

 

リストの名前は自分で好きな名前をつけてください。

 

中に格納されている値が推測できる名前にすると利用しやすいです。

 

方針

 

ここまで予想して立てた私のプログラム方針はこちらです。

 

①空のリストを作る

②1から100までの数字をリストに入れる

③リストの表示

 

ここで、②においてリストに入れるというプログラムを書かなくてはならないということに気づきます。

 

append()メソッド

 

リストに値を追加する方法についても確認しましょう。

 

リスト名.append(追加したい値)

 

で、リストに値を入れることができます。

 

利用例は以下のようになります。

 

f:id:riririririn:20181018035657p:plain

 

これで必要な道具は揃いましたね。

 

私の解答例をみる前に、なんとか動作するプログラムを自力で作ってみることをお勧めします。

 

暗記よりも、試行錯誤した方が圧倒的に自分の力になりますので。

 

 

 

プログラム例

 

さあ、ここまでの要素をもとに私なりにプログラムを書いてみました。

 

 

f:id:riririririn:20181018040719p:plain

 

かなりシンプルなプログラムになりました。

 

他にも色々なやり方があるので、余裕があればチャレンジしてみるのもおすすめです。

 

 

終わりに

 

これからも色々なお題で解説ブログを書いていくので、今回で興味を持った方はぜひ他の記事も読んでいただけたらと思います。

 

一緒にプログラミング力をつけていきましょう!

 

閲覧ありがとうございました。